ライン練習動画について
当教室では、生徒さん(保護者のスマホ)と ライン練習動画 のやり取りをしています。
これは、コロナで緊急事態宣言が発令された時、ラインでやり取りしたことから始まりました。
このやり取りを始めてから、練習曲の仕上がり速くなったり、ピアノに触れる時間が増えたり、良い成果になっている生徒さんがほとんどです。
やり取りは毎回保護者の方々のご協力が不可欠で、いつも本当に感謝しております。ありがとうございます。
こんな世の中になってから、新しく生まれたものが沢山ありますね!私は今まで、練習動画のやり取りをするなど考えたこともありませんでした。
しかし今は、これまでのレッスンの進め方や考え方を改めて見直す、良い機会となっています。
また最近では、新しい曲を宿題にした場合、お手本動画を事前に送るようにしています。
これは、耳からも曲のイメージを掴んで欲しいという思いからです。本当は知らない曲も楽譜を読めば弾けるわけですから、必要ないことかもしれませんが、全く知らない曲を一人で練習するのは、なかなか大変です。お家の方でピアノ経験がある場合は練習のお手伝いをしてもらえる場合もありますが、自分一人でも練習に取りかかり易いようにするためには、それも良しと考えています。(譜読みに時間がかかりそうな曲の場合は特に)
1年ほど ライン練習動画 をしていて、私から見て 良かった点 を書かせていただきます。
・生徒さんの自宅での練習風景が見られた(椅子の高さや足台の有無など)
・練習時間(ピアノに触れる)が増えた
・おうちの皆さんに練習を聴いてもらえていることで、進度具合を把握してもらえている
・仕上がりのペースが上がった
・曲の仕上がりが良くなった分、レッスン中にピアノを弾く以外のことを出来る時間ができた(おんぷカード・リズムカード)
・1週間前のレッスン内容を覚えていられるようになった
・練習した分、上達していることに実感を、得られているように見える
など・・・・・です。
講師の立場から見た良い点ですが、保護者の皆様には、大変負担になってしまっているかも知れませんし、生徒さんにとっては
ストレスになるようなことであれば、この方法は合わないのかもしれません。
その場合は、一緒に色々考えていきたいと思います。